国軍の内部情報が漏洩 軍評議会が危機感

 軍評議会(SAC)トップのミン・アウン・フライン国軍総司令官は、国軍の内部情報が漏洩しSNS上に拡散するケースが相次いでいるとして、会議で危機感をあらわにした。

 ミン・アウン・フライン総司令官は1月27日に行われた軍評議会の会議で「国軍の内部情報が漏洩しているケースが相次いでいる。情報管理を徹底するように」と関係者に注意喚起した。昨年12月に行われた議事録が漏洩し、ドローンによる攻撃に備えて十分な防御態勢を敷くことや、国軍系メディアに国民が興味を持ちそうな記事を掲載すること、外国による制裁のため外交が行き詰まっていることなどがSNS上に拡散した。

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