官公庁や民家が焼失 カイン州で内戦激化

 ミャンマー東部カイン州のパヤートウンス市で1月25日22時頃、森林事務所や社会保障事務所で火災が発生した。備蓄していた木材と施設が全焼したが、死傷者はいなかった。

 国軍は戦闘ヘリを投入し空爆を実施、地元PDF「Lion Battalion Commando」によると、複数の村が焼き払われているという。

 同市では23日から国軍とカレン民族解放軍(KNLA)の戦闘が激化しており、国軍の情報局をはじめ地区管理事務所や入国管理事務所などの官公庁が焼失した。戦闘の激化で消防も出動できない状態だという。

 戦闘で40人以上の国軍兵士が死亡するなど報復合戦の様相を呈しており、内戦が激化している。

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