「独立記念日」の恩赦 政治犯は200人釈放

 ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」(AAPP)は、1月4日の独立記念日に恩赦で釈放された政治犯が200人だったと発表した。

 AAPPによると、ミャンマー国内19か所の刑務所から得られたデータを基に集計したところ、釈放された政治犯は200人にとどまり、釈放直後に22人が再逮捕されたことが明らかになったという。

 釈放された政治犯の1人は「軍評議会(SAC)が罪のない人々を不法に逮捕・投獄し、恩を着せるために釈放しているだけだ」と批判。「また逮捕されるのではないかと思っている」と胸の内を明かした。

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