NUGドローン部隊が年間437回出動 国軍との戦闘で活躍

 国民統一政府(NUG)の通信・情報技術省が設置したドローン部隊が、2022年の1年間にカイン州で437回出動し、国軍との戦闘で活躍したことが明らかになった。

 カレン民族同盟(KNU)と市民防衛隊(PDF)の合同軍により設立されたドローン部隊「フェデラル・ウイングス」は、KNU第3師団および第6師団の統治エリア内で発生した国軍との戦闘でドローンによる攻撃を実行し、国軍兵士200人以上が死亡、数百人が負傷するなど戦果に大いに貢献したという。

 「フェデラル・ウイングス」は海外から265,242米ドル(およそ3,500万円)の募金を集め、ドローンを開発・製造。現在は、戦闘が激化しているカイン州コーカレイ郡やチャーインセィッ郡を中心に投入されているという。

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