アラカン解放党司令官らの射殺、アラカン軍が関与を否定

 少数民族武装勢力のアラカン解放党(ALP)の司令官など軍人3人が何者かにより射殺された事件に関し、ALPがアラカン軍(AA)およびAAの政治組織であるアラカン統一連盟(ULA)の犯行だとして非難した。

 事件はラカイン州シットウェ市内で1月4日、ALPのカイン・ソー・ミャ司令官、カイン・チョー・ソー部隊長、カイン・トゥ・レイン軍曹の3人が軍評議会が主催した独立記念日式典の帰り道に襲撃されたもの。

 ALPのソー・ミャ・ヤザー・リン副議長は「今回の暗殺事件はラカイン州やアラカン民族の間で分断を図り、団結を破壊するもの。AAは責任を負わなければならない」と非難したが、AAの報道官は「全く根拠のない一方的な非難だ」とし、関与を強く否定した。

© Radio Free Asia