「2023年総選挙をボイコットせよ」カチン独立機構

 少数民族武装勢力のカチン独立機構(KIO)トップが、年頭のスピーチで2023年に実施が予定されている総選挙をボイコットするよう呼びかけた。

 KIOのイン・バン・ラ大将は「2023年総選挙は独裁者が政権を長期化させるためのもので、民主化とは一切関係ない。殺人テロ集団である軍評議会(SAC)には総選挙を行う権利はなく、これに参加する者は軍評議会への協力者とみなす」とスピーチした。さらに、「SACは少数民族のみならず、すべてのミャンマー国民の敵であることがはっきりした。今こそ独裁者をせん滅し、真の民主主義国家を樹立する最大のチャンスだ」と訴えた。

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