昨年2月以降 ミャンマー全土で7,855回の戦闘発生
独立調査機関のISPミャンマーは、2021年2月1日から2022年11月15日までにミャンマー全土で戦闘が7,855回発生したと発表した。 集計によると、戦闘はカイン州で4,394回だったのを筆頭に、ザガイン管区で919回、チン州で588回、マグウェ管区で341回、カヤー州で339回、シャン州で291回、バゴー管区で259回、モン州で244回、カチン州で213回、タニンダーリ管区で107回、マンダレー管区で73回、ラカイン州で48回、ヤンゴン管区で30回、エヤワディ管区で8回、ネピドーで1回発生したという。 地上戦が不利になったミャンマー国軍は、戦闘が最も激しいカイン州で空爆を実行、国際社会からも非難の声が上がっている。
タニンダーリの観光客数、10か月で約60万人
ミャンマーのホテル・観光理事会によると、今年1~10月に南部タニンダーリ管区(ミェイク、ダウェー、コートーン各県)を訪れた国内外の観光客数は60万人近くに達した。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた 内訳はミャンマー人が593,763人で、外国人は3,776人に留まった。特に、手つかずの自然の宝庫であるミェイク諸島が人気の観光地になっている。 旅行業者が催行する日帰り旅行のツアー料金は、1人あたり20万Ks(およそ13,000円)と割高だが、タイ人所有のスピードボートによる島めぐりに参加する観光客が増加しているという。(時事通信社提供)