中国向けトウモロコシの輸出急増

 軍評議会(SAC)商業省によると、アヘン(麻薬)の原料であるケシの代替作物として栽培されているトウモロコシの中国への輸出が急増している。

 国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じたもので、ミャンマー東部のシャン州にあるチンシュエホー国境検問所を経由し、11月1~20日に約5,739トンが輸出された。

 中国はコメやバナナなどの農産物を輸出する業者に対し中国税関総署(GACC)への申請を義務付けている。9月30日時点で申請したのは1,022社で、すでに206社が登録を完了した。

 未登録の業者は中国市場への合法的な販路を断たれることになるため、ミャンマー農業省は、登録申請を促進している。(時事通信社提供)