カチン州の大規模空爆に抗議 ヤンゴン市民が消灯デモ

 カチン州パーカン郡で多数の死傷者が発生した国軍の大規模空爆に対し、ヤンゴン市民が10月28日の夜に消灯デモを行った。

 消灯デモは民間団体の呼びかけにより行われたもので、10月28日午後8時半から10分間にわたりヤンゴン市内の多くの家庭が電気を消し、犠牲者に哀悼の意を捧げながら軍評議会(SAC)に対して静かな抗議を行った。

 デモを事前に察知したSACは、一部地区を停電にしてこの活動を妨害したが、ある市民は「電力局の人たちも我々と同様に消灯デモに参加してくれたのだろう」と皮肉った。

© Mizzima-News in Burmese