燃油価格が下落 2,000Ks割れ寸前

 高騰を続けていたミャンマーの燃油価格が、1リットルあたり2,000Ks(およそ140円)台を割る寸前まで下落している。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。

 国内の参考価格は、シンガポールのスポット市場価格(MOPS)に沿って設定されており、9月27日時点のレギュラーガソリン(オクタン価92)は、1リットルあたり2,070Ks(およそ144円)、ハイオク(オクタン価95)同2,670Ks(およそ186円)、プレミアム軽油が同2,625Ks(およそ183円)と、いずれも8月下旬と比較して500~700Ks(およそ35~49円)値下がりした。

 石油製品輸入・流通・販売業協会(MPTA)は、価格の安定と消費者への安定供給を図り、9月分として燃油23万3,595トン(ガソリンが80,499トン、軽油が153,096トン)の輸入を許可している。(時事通信社提供)