ミャンマーの22年成長予測を2%に上方修正 ADB

 アジア開発銀行(ADB)は、21日に発表した「アジア経済見通し(ADO)2022年改訂版」で、今年のミャンマーの国内総生産(GDP)成長率を前年比プラス2%と予測した。前回4月予測のマイナス0.3%から大幅に上方修正した。昨年は政情不安などを背景に、マイナス5.9%だった。

 国営英字紙Global New Light of Myanmarによると、衣料品などの輸出収入が徐々に増加しており、4月1日~9月9日の輸出額は76億425万米ドル(およそ1兆950億円)で、貿易収支は1億3888万米ドル(およそ200億円)の黒字となった。

 ADBは、2022年通年の輸出額について前年比5%増と見込んでいる。(時事通信社提供)