国軍の砲撃で民間人2人が死亡 バゴー管区

 バゴー管区シュエーチン郡で国軍とカレン民族同盟(KNU)との間で戦闘が発生し、砲撃により民間人2人が死亡した。Radio Free Asiaが8月31日に伝えた。

 調べによると、国軍とKNUの間で8月29日深夜から8月30日早朝にかけて激しい戦闘が発生し、国軍が発射したとみられる重火器による砲撃を受け、高齢者の男性1人と学校教師の女性1人が死亡した。女性は他の町から赴任したばかりだった。

 バゴー管区シュエーチン郡はKNU第3旅団の統治エリア。KNUは全土停戦協定(NCA)に調印しているが、昨年2月のクーデター以降は、国軍との間で6,097回の戦闘が発生している。