【動画】国軍に放火された民家は28,424軒 専門家が戦争犯罪と指摘

 国軍の掃討作戦により民家28,424軒が焼き払われたことに関し、軍評議会や警察隊の行為は戦争犯罪にあたると専門家が指摘している。Radio Free Asiaが伝えた。

 法律専門家は、「戦時中に民間人を標的にしてはならず、民間人の財産を侵してはならないと国際法に規定がある。ミャンマー国軍は明らかに違反しており、戦争犯罪であることは明らかだ」とコメントした。

 民間団体のデータ・フォー・ミャンマーの発表によると、昨年2月のクーデター以降の1年半にザガイン管区で20,153軒、マグウェ管区で5,418軒、チン州で1,474軒など、ミャンマー全国で民家28,424軒が国軍や警察隊により放火され、焼き払われたことが明らかになっている。

 軍評議会トップのミン・アウン・フライン総司令官は、「国軍が市民の家に放火することなどあり得ない」と否定している。

© Radio Free Asia (動画に日本語訳はありません)