レーケーコー周辺での衝突が激化、避難民に食糧難の懸念

 日本財団が支援する帰還難民施設があるカイン州ミャワディ郡レーケーコー村周辺では、国軍とカレン民族解放軍(KNLA)の間の衝突が繰り返されており、収束の兆しが見られない。DVB Burmese Newsが12月26日に伝えたもの。

 同地域での衝突は12月15日に勃発。戦闘激化に伴い、レーケーコーとその周辺の村(パルージー、パルーレー、ティーメーワーキー、メドータレー)では住民が全員避難しており、戦争避難民の数は16,500人を超えたという。

 タイとの国境付近の修道院に避難している避難民は、近隣の学校からの寄付を受けているものの、数日中に食糧が尽きるとみられている。