2020年度のミャンマー産茶葉輸出が4,900トンに

 軍評議会傘下の経済・貿易省、貿易促進局によると、2020年度(2020年10月~2021年9月)のミャンマー茶葉の輸出量が4,900トンに達したことが明らかになった。国営新聞Myanma Alinnが11月30日に伝えた。

 これによると、主な仕向け地は韓国、日本(ドライタイプのもの)、中国、EU、アセアン諸国(ウエットタイプのもの)で、国境貿易により4,700トン、海上ルートにより200トンが輸出された。

 ミャンマー茶葉の主な生産地はシャン州南部のピンラウン、ピンダヤ、ユワーガン、コーカンなどが有名で、生産技術の向上により高品質の茶葉が生産できるようになったという。

 経済・貿易省貿易促進局のソー・ウイン・チョー局長は「海外13か国のミャンマー大使館の経済担当官や駐在武官がミャンマー茶葉のPRを行っているため、今後も輸出量が増えるだろう」とコメントした。