クーデター後に国軍兵士による強姦事件が10件発生

 2月1日のクーデター以降の10か月間に、国軍兵士による女性に対する強姦事件が10件発生したことが明らかになった。ミャンマー女性連盟(WLB)が発表したものをRadio Free Asiaが11月29日に伝えた。

 WLBの発表によると、ザガイン管区カニ郡で6月から7月にかけて4件、シャン州クッカイン郡で2件、チン州で2件など、ミャンマー全国で10件の強姦事件が発生。ヤンゴン管区内の国軍施設では、少女が性的暴行を受ける事件も発生しており全国で14歳から62歳までの女性が被害者となっている。

 WLBの代表者は「以前は地方の少数民族が住む村で強姦事件が発生していたが、今はヤンゴン管区など都市部においても白昼堂々と行われている」とコメントした。