軍評議会「ASEAN首脳会議欠席はボイコットではない」

 軍評議会・外務省は10月26日、ASEAN首脳会議に欠席したことに関する声明文を発表した。Radio Free Asiaが伝えた。

 これによると、「ASEAN首脳会議に欠席したのはASEANに対して不満があり、ボイコットしたという意味ではない。会議に出席する権利があることを主張するためだ」と主張した。

 シンガポールのリー・シェンロン首相は「ミャンマーは早急にASEAN特使を受け入れるべきで、ミャンマーの現状は国民にとって何の利益もなく、ASEANの名誉も失墜している」とコメントした。全会一致が原則のASEANで、1か国が欠席して首脳会議が行われたのはASEAN設立以来で初めてのこと。