市場にドルを供給できていない、軍評議会が認める

 軍評議会報道官のゾー・ミン・トゥン少将はドル高チャット安が進行している為替レートに関して、中央銀行が市場に十分な米ドルを供給できていないことを認めた。9月30日に行われた記者会見で発表したもので、Radio Free Asiaが同日伝えた。

 ゾー・ミン・トゥン少将は「中央銀行が十分な米ドルを市場に供給できていないため、為替レートを安定させることができないと一部の専門家が指摘している。これは認めざるをえない」と発言した。

 軍評議会は物価を安定させるため、ガソリン輸入業者に対して優遇レートでガソリンを輸入できるよう通達しているが、十分な量を供給できていないと認めた。