ミャンマー国内でワクチン製造を開始、軍評議会が発表

 軍評議会が年内にミャンマー国内で新型コロナウイルス用のワクチンの製造を開始するよう準備を進めていることが明らかになった。軍評議会ナンバー2のソー・ウイン副議長が9月30日に行われた教育関係の会議で発言したもの。国営新聞Myanma Alinnが10月1日に伝えた。

 ソー・ウイン副議長の発言によると、10月のダディンジュ祭りの連休後に小中高の学校教育を再開予定であり、再開前に中学校と高等学校の生徒に対して中国製のワクチンを接種するという。また、半年に1回定期的にワクチン接種を継続するため、年末までに国内でワクチンの製造を開始するための準備を進めていると話した。