ヤンゴンの反国軍組織が30件の爆発事件への関与を認める

 ヤンゴン管区を拠点に活動している民間の反国軍組織が6月24日、30件の破壊活動を認める声明を発表した。Mizzima TVが同日伝えた。

 これによると、犯行声明を発表したのは革命勢力を結集した反ファシスト人民防衛隊「パ・サ・ラ・タ」で、ヤンギン郡区の内務省関連施設、郡区管理委員会事務所、南オカラッパ警察署、インセイン郡区に位置する北部県管理委員会事務所、南ダゴン警察署、サンチャウン郡区管理委員会事務所、ミンガラドン郡区の軍補給施設で起きた爆発事件やタームエ郡区で起きた軍用車の爆発事件などに関与していると認めた。「パ・サ・ラ・タ」の破壊活動により22人が死亡、25人が重軽傷を負っている。

 「パ・サ・ラ・タ」は国軍によるクーデターを受け、3月末に結成された。