軍評議会が元マグウェー管区首相など6人を立件

 軍評議会傘下の汚職防止委員会が、NLD政権時代の元マグウェー管区首相など6人を汚職容疑で立件したことがわかった。6月24日発行の国営新聞で発表されたものをMizzima TVが同日伝えた。

 国営新聞の発表によると、立件されたのはマグウェー管区政府のアウン・モー・ニョー元首相、電力・エネルギー担当のミィン・ゾー元大臣、社会問題担当のキン・マウン・エー元大臣、建設・運輸担当のティン・ヌエ・ウー元大臣、マグウェー管区議会のター元議長、ヤンゴン管区政府・社会問題担当のナインガン・リン元大臣の6人。

 アウン・モー・ニョー元首相、キン・マウン・エー元大臣、ティン・ヌエ・ウー元大臣は国立技術高専の校舎建設に際し入札で落札した業者に発注せず他社に発注し、国に952万Ks(およそ64万円)の損害を発生させ、ティン・ヌエ・ウー元大臣は2020年8月に建物の検査を行う業者から600万Ks(およそ40万円)の賄賂を受け取ったとして立件された。