WHO総会に軍評議会の代表者が出席できず

 国連・世界保健機関(WHO)の総会に軍評議会の代表者が出席できず、保留扱いとなっていることがわかった。The Irrawaddy Burmese Editionが5月27日に伝えた。

 WHOの年次総会は5月24日から6月1日まで開催されている。軍評議会は保健・スポーツ省中央感染症防止局のドクター・キン・キン・ジー局長を総会に出席させるためWHOに申請していたが、民主化勢力が設立した国民統一政府(NUG)側も別の代表者の出席を申請しているため、保留扱いとなったという。

 NUGの人権問題担当のアウン・ミョー・ミン大臣は「NUG代表の出席が認められなかったが、軍評議会の代表者が認められなかったことは我々の勝利ともいえる」と話している。