ミャンマーの製造業は回復傾向、投資・対外経済関係相が発表
6月以降、ミャンマーの製造業が回復傾向にあることがわかった。投資・対外経済関係省のタウン・トゥン大臣が自身のFacebookで発表したもの。7Day Dailyが伝えた。 タウン・トゥン大臣は「コロナの中、6月に入りミャンマーの製造業は元の状態に回復しつつあり、良い兆候だ。製造業に対する注文数が増えているためだ」とコメントした。 大臣は、ロンドンに拠点を置くグローバル情報プロバイダーであるIHSマークイットが発表した製造業PMIという指標を基に発表したという。この指標によると、ミャンマーの製造業PMIは4月:29ポイント、5月:38.9ポイント、6月:48.9ポイントで、回復基調にある。2019年の製造業PMIは、平均で50.55ポイントだった。
ミャンマー・カチン州の土砂崩れ事故、国軍が責任者を処分
7月2日に発生したカチン州パカン郡のヒスイ採掘場における土砂崩れ事故に関して、ミャンマー国軍は責任者を処分したと発表した。The Daily Elevenが伝えた。 国軍広報部の発表によると、処分されたのはヒスイ採掘場の治安・安全を担当する国軍兵士と、カチン州政府、治安・国境担当大臣の二人で、いずれも解任され兵舎に戻された。 今回の土砂崩れ事故により172人が死亡し54人が負傷しているが、死者のほとんどは土砂に巻き込まれたのではなく、大量の土砂が池に崩れ落ちた勢いにより発生した高さ10フィートを超える大波が押し寄せ、その水圧により体が岩盤に強く打ちつけられたことによることがわかった。テイン・セイン政権時代の2015年にも大規模な土砂崩れにより120人が死亡する事故が起きているが、今回はそれを上回るミャンマー史上最悪の事故となった。 パカンのヒスイ採掘場には、全国から30万人以上の労働者が集まり、手掘りでヒスイの違法採掘を行っているという。連邦政府事故調査委員会のオウン・ウイン委員長(資源・環境保護大臣)は「死亡した労働者は欲が深い」と発言し、物議を醸している。
ミャンマーの聖地シュエダゴンパゴダ、人数制限し拝観許可を検討
シュエダゴンパゴダなどミャンマー国内の有名パゴダを対象に、人数を制限して拝観を許可する方向で検討していることがわかった。宗教・文化省のミィン・ウー総局長が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。 ミィン・ウー総局長は「シュエダゴン、チャイティーヨー、スーレー、マハムニなどの国内有名パゴダについて、拝観を許可する方向で検討している。オンラインによる事前予約制で、人数を制限し拝観できる時間を指定する方針。大勢の人が集まらないようにすることが重要だと認識している」とコメントした。 拝観許可へのプロセスは、各パゴダ委員会から各地方政府を通じて宗教・文化省に申請し、最終的には連邦政府のCOVID-19対策中央委員会による許可が必要となる。
ヤンゴン日本人会(YJA)特別企画 <丸山市郎大使とミャンマーの40年間>
丸山市郎駐ミャンマー大使は外務省きってのミャンマー通で、40年もの間ミャンマーに携わられてきました。 ミャンマーと日本の歴史、その時々のご苦労や、どういうお気持ちで乗り越えられたのかについてご本人自らが語られています。是非ご覧ください。 ●40年にわたるミャンマーとの繋がり 【1:50~】1981~85年の駐在時のお話し… 【8:29~】1992年の赴任時は…. 【13:50~】2002年の赴任時は…。 【18:32~】2011年になると。。。 【21:21~】2000年代からのミャンマーの躍進を促したものは。。。 【23:20~】2015年の総選挙の裏側での思い出深い出来事とは。。。 ●邦人に向けたメッセージ 【28:35~】残留組の日本人に向けた、大使からのメッセージ 【31:26~】日本に退避されている日本人に向けた、大使からのメッセージ ●大使への質問コーナー! 【33:15~】ビルマ語習得の秘訣は。。。? 【36:04~】スピーチで気を付けていることは。。。? 【40:38~】ミャンマーの要人とコミュニケーションをとられる際には何を気遣われて いますか? 【46:17~】10年後、20年のミャンマー経済はどうなっていると思われるか? 【50:07~】日系企業に対して大使が期待していることとは…?