コロナの影響でミャンマー輸出業者の76%が打撃を受ける

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、輸出業者の76%が打撃を受けていることがわかった。経済・貿易省の関連機関であるミャンマー輸出振興組織(ミャン・トレード)が発表したものを7Day Dailyが伝えた。

 同機構が5月に調査した結果をまとめたレポートによると、輸出業者226社のうち76%が打撃を受けていると回答し、そのうち半数近くが大きな打撃を受けていると回答した。また、約半数が海外からの受注量が減少し、18%は注文のキャンセルを受けたという。

 ミャンマー輸出振興組織のノー・ムー・タ総局長は「10月から2020-2025国家輸出戦略5か年計画が開始されるが、新型コロナウイルスの影響で苦しい幕開けになるだろう。多くの輸出業者が税金の軽減・免除、電気代の免除を希望している。打撃を受けた輸出品の中では、生ゴムがもっとも大きい影響が大きかった」とコメントした。