スー・チー国家顧問、ウィン・ミン大統領、現選挙区から出馬

 11月8日に実施される2020年総選挙に、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相、ウィン・ミン大統領ともに現選挙区から立候補することがわかった。7月23日に発表された国民民主連盟(NLD)の立候補者リストにより明らかになったもの。7Day Dailyが伝えた。

 これによると、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は、人民代表院ヤンゴン管区コームー選挙区、ウィン・ミン大統領は人民代表院ヤンゴン管区タームエ選挙区から立候補する。このほか、ヘンリー・バンティーユ副大統領、社会福祉・救済復興省のウイン・ミャッ・エー大臣、運輸・通信省のタンシンマウン大臣、資源・環境保護省のオウン・ウイン大臣なども現選挙区から立候補する。

 一方、現ヤンゴン管区政府のピョー・ミン・ティン首相は立候補しない。野党・連邦団結発展党出身のトゥラ・アウン・コー大臣、テイン・スェー大臣は立候補するかについて態度を明らかにしていない。

 国民民主連盟が立てた候補者のうち80%が現職で、20%が新人となっている。