世界銀行、ミャンマーの経済成長率を3%に下方修正
世界銀行のミャンマー代表は、新型コロナウイルス流行の影響により、ミャンマーの2019年度の経済成長率を3%に下方修正した。7Day Dailyが伝えた。 発表によると、世界銀行は2019年度の経済成長率を6.4%になると予測していたが、新型コロナウイルスの世界的拡大に起因する経済の落ち込みにより、2~3%になると修正した。この問題が早期に解決すれば、2020年度の経済成長率は6%、2021年度は6.7%、2022年度は6.7%に回復するとしている。 世銀はミャンマー政府に対し、経済的に苦しくなっている世帯への支援を早急に実施すべきと提言。2020年11月に予定されている総選挙により、経済改革のスピードが鈍る可能性があると注意喚起している。 また、他国の経済成長率については、タイが-3%、マレーシアが0.1%と下方修正した。