緬中国境経済ゾーンの開発、年内に関心表明書募集を開始

 経済・貿易省のキン・マウン・ルイン次官補は、ミャンマー・中国国境経済ゾーンの開発計画に関し、今年中に関心表明書(EOI)の募集を開始することを明らかにした。7Day Weeklyが伝えた。

 キン・マウン・ルイン次官補は「ミャンマーの国内企業が開発に参画できるように関心表明書の募集を行う。関心のある企業は応募してほしい」とコメントした。

 同経済ゾーンは2か国をまたぐ国境地域で開発するもので、シャン州北部のムセ、北東部のチンシュエホー、カチン州のカンパイティーの3か所で開発が行われる予定。同開発は中国が進めている「一帯一路」巨大経済圏構想に基づく中国・ミャンマー経済回廊開発計画の一環として位置づけられている。経済ゾーンには工業団地、貿易ゾーン、ホテル、銀行などが入り、法人税や輸入関税を免除する特典が与えられる。