マレーシア企業がラカイン州にニュータウン開発

 ラカイン州の州都シットウェ市の郊外に、マレーシア企業が大規模なニュータウンを開発する計画があることがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 開発計画を進めているのはマレーシアに拠点を置くゴールド・コースト・KTMG・デベロップメントで、総投資額は380億米ドルと巨大な開発計画になる見込み。同社は2018年からラカイン州政府と州議会に提案済みで、ラカイン州政府の承認を得ている。しかし、投資企業管理局(DICA)のタン・シン・ルイン総局長によると、ミャンマー投資委員会(MIC)への申請はまだないという。

 ニュータウンの立地はシットウェ市郊外のシュエミンガン村とチュートー村付近に位置し、7,000エーカーの土地を開発する。ニュータウンには港湾、住宅街、重工業団地、石油精製施設などが入る予定。開発計画の名称は「ニュー・シットウェ・ミャンマーシティ2030」で、2020年から開発工事を開始したいとしている。