国軍将校への土地優遇の実態が明らかに

 民間団体のメコン地域土地管理機構(MRLG)によると、過去25年間で510万エーカーの土地が割り当てられ、そのうち27%が国軍将校に渡っていたことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、1991年から2016年の約25年間で国家から510万エーカーの土地(空き地、休閑地、荒れ地)が団体や個人に割り当てられ、テイン・セイン政権時代に設置された土地管理委員会に43%が、次いで国軍将校に27%、資源・環境保護省に21%、州政府の首相に4%、農業・畜産水産・灌漑省に3%、NLD政権の新土地管理委員会に2%それぞれ割り当てられた。国軍将校に土地が優先的に分譲されている実態が初めて明らかになった。