外国人投資家による株式売買が解禁に

 ミャンマーの証券取引監督委員会が7月12日、ヤンゴン証券取引所における外国人投資家の株式売買を解禁するとの通達を出したことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマー会社法の規定に従い、上場企業は外国人に対して発行株式の35%まで販売できる。ヤンゴン証券取引所における株式取引は2016年3月に始まったが売買が低迷している。外国人投資家を呼び込み、市場活性化につなげるのが目的。

 同委員会の発表によると、上場企業は外国人投資家に販売する株式数を事前にヤンゴン証券取引所に報告し、承認を得る必要がある。ヤンゴン証券取引所は、外国人に対する株式売買を開始する時期を決定し、売買のシステムや規則等を整備しなければならない。このため、実際に外国人が株式を購入できるまで数か月かかる見込み。