タイ・バンコクでミャンマー人マフィアを一斉摘発

 タイ・バンコクの繁華街でミャンマー人の物売りから違法にみかじめ料などを徴収していたミャンマー人マフィアグループが6月18日に摘発されたことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 タイ警察の発表によると、同グループはバンコク市内の繁華街パトゥーナン地区で物売りをしているミャンマー人商人からみかじめ料を徴収し、書類に不足がある場合は見逃し料として4,700バーツ(約16,000円)を払わせていた。被害を受けていた商人らが2か月前に在バンコクミャンマー大使館の労働者問題担当官に訴えたことから、タイのツーリストポリスが摘発に動いた。

 在バンコクのミャンマー人労働者支援グループによると、マフィアは地元警察と結託してみかじめ料を徴収していたという。