水力発電所の発電量減少で計画停電を強化

 雨季に入ったがミャンマー中部での雨量が少なく水力発電所の貯水量が減っているため、発電量が減少している。このため、ヤンゴン管区内でも6月20日まで計画停電を強化すると電力・エネルギー省が発表した。7Day Dailyが6月13日に伝えた。

 発表によると、ミャンマー中部のマンダレー、ネピドー、シャン州などの水力発電所で軒並み貯水量が減っているために発電量が減少、一部の水力発電所は稼働を停止せざるを得なくなっているという。

 発電量が減少している水力発電所はイェーユワー、パウンラウン、上パウンラウン、タゥッイェーカッ(2)、シュエリー(1)など。シュエリー(1)では1日の発電量が9,000MW/hから4,000MW/hに落ち込んでいるという。