民間銀行の預金高が増加、国営銀行は減少

 民間銀行の預金高が順調に預金高を伸ばしているのと対照的に、国営銀行の預金高は減少していることがわかった。ミャンマー中央銀行の定例報告で発表されたもの。The Daily Eleven紙が伝えた。

 発表によると、2018年6月末時点の民間銀行全体の預金総額は29兆6,069億Ks、国営銀行全体の預金総額は10兆400億Ksだった。6か月前の数値と比較すると、民間は2兆2,400億Ks増加し、国営銀行は6,500億Ks減少した。
民間銀行全体の預金総額の推移は、2017年3月:23兆3,243億Ks、6月:24兆8,175億Ks、9月:26兆5,608億Ks、12月:27兆3,608億Ks、2018年3月:28兆5,988億Ks、6月:29兆6,069億Ksだった。

 ミャンマー国内には国営銀行:4行、民間銀行:27行、外国銀行の支店:13行、外国銀行の代表事務所:44行がある。また、ミャンマー国民一世帯あたりの平均預金額は約40万Ksとなっている。