ハンタワディ空港の実現目指し日本政府に資金協力を要請

 頓挫しているハンタワディ国際空港の建設計画を実現させるため、日本政府に対して円借款による資金協力が得られるよう要請していることがわかった。運輸・通信省のウイン・カン次官が記者会見で発表したもの。7Day Daily紙が伝えた。

 同次官は「ハンタワディ国際空港は国にとって最重要不可欠な空港であるため、日本政府の資金協力が得られるよう鋭意交渉しているところだ」とコメントした。

 このプロジェクトは2012年に入札を開始し、政府、民間が共同で実施するPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ=官民連携)によるもの。ミャンマーで最大規模の空港となるこのプロジェクトは、日揮・ヨンナム・チャンギ国際空港のコンソーシアムが入札で落札したが、2018年1月にミャンマー政府との契約書の期限が切れた。