ラカイン州古都ミャウーに迫撃砲が着弾


 ミャンマー西部ラカイン州の古都ミャウー付近で国軍と少数民族武装勢力のアラカン軍(AA)との戦闘が激化し、歴史文化保存ゾーン内や居住区に初めて迫撃砲が着弾したことがわかった。7Day Daily紙が伝えた。

 ミャンマー政府の発表によると、3月15日の午後10時ごろに歴史文化保存ゾーン内に2発、居住区に1発がそれぞれ着弾したという。戦闘の激化により、歴史文化保存ゾーン内の寺院に3,000人以上の住民が避難している。

 ミャンマー政府、文化・宗教省は、古都ミャウーの世界遺産登録を目指し、観光業の発展を後押ししていたが、戦闘の影響により同地域のホテルは2019年1月から営業がストップしている。