タニンダーリ管区送電線整備事業の入札を開始へ

 電力・エネルギー省は、ミャンマー南部タニンダーリ管区の送電線整備事業の入札を開始すると発表した。7Day Daily紙が伝えた。

 発表によると、同事業はアジア開発銀行(ADB)の融資を受け、モーラミャイン~イェー~ダウェーを結ぶルートで230万ボルトの高圧送電線を整備するもの。同事業に関心がある者は5月16日までに関心表明書を提出しなければならない。

 入札に参加できる条件として、モン州またはタニンダーリ管区内に拠点をおくこと、年間の売上高が5千万ドル以上で、過去10年以内に22万ボルト以上の高圧送電線の敷設事業を行った実績があること、国内・国外の合弁企業であること、出資比率は一方が25~60%、他方が40~75%の範囲内とすること、などが定められている。