ミャンマー人と同棲の外国人、人身売買撲滅法違反で逮捕

 ミャンマー人女性と同棲していた中国人男性が、人身売買撲滅法違反の疑いによりミャンマー警察に逮捕されたことがわかった。7Day Daily紙が伝えた。

 ミャンマー警察の発表によると、逮捕されたのは中国昆明市内に居住する中国国籍の男性(33歳)。調べによると、2018年にエーヤワディ管区ヒンタダ郡出身のミャンマー人女性(21歳)がヤンゴン市郊外ラインターヤー郡内の食堂で働いていたところ同中国人男性と親しくなり、結婚したいとして中国人男性が280万Ks相当の金品を与えた。その後、ラインターヤー郡内のアパートで同棲。中国人男性は2018年6月に一旦帰国したが、女性に対して総額200万Ksの仕送りを続けたという。

 今年に入り同中国人男性はミャンマーに再入国し、女性の出身地ヒンタダ郡で同棲を再開。女性を中国へ呼び寄せるために女性の両親に結婚を嘆願し、100万Ksを与えた。さらに女性には580万Ks相当の金品を与えた。その後3月13日にヤンゴン空港から中国へ連れ出そうとしたところをミャンマー警察により人身売買防止法第24条違反により逮捕された。