フランス政府からの7千万ユーロの融資、連邦議会で否決

 フランス政府から7千万ユーロの融資を受け、ヤンゴン市の発展事業に使用する計画について、連邦議会で採決したところ反対多数により否決された。7Day Daily紙が伝えた。

 12月13日に行われた連邦議会の会議で、計画・財務省のセッ・アウン副大臣が融資に関する趣旨説明を行ったが、賛成:34票、反対:497票、棄権:6票と圧倒的多数で否決された。

 フランス政府はヤンゴン市内の渋滞解消や雨季における道路の冠水対策、都市の歴史的建造物維持のために7千万ユーロの融資を提案したが、実行可能性調査が不十分で、プロジェクトが不透明であるとして多くの議員が反対していた。