「ドゥーイング・ビジネス」ミャンマー100位内ランクインには1年に3つの改革が必要

 経済・貿易省のアウン・トゥー副大臣は、世界銀行と国際金融公社が毎年発行している、ビジネスのしやすさを国別ランキングで示す「ドゥーイング・ビジネス」において、ミャンマーが2020年に100位内に入るには1年間で3つの改革が必要との認識を発表した。The Daily Eleven紙が伝えた。

 ドゥーイング・ビジネスのランキング上昇担当者である同副大臣は「最近ではアフガニスタンが1年で183位から167位にランキングを上げ、ミャンマーを越えている。これは1年間で5つ以上の改革を行っているからだ。ミャンマーが100位以内にランキングを上げるにはアフガニスタンを倣い、1年間に3つ以上の改革を行わなければ実現しない」とコメントした。

 「ドゥーイング・ビジネス」の2019年版でミャンマーは世界190か国中171位にランキングされ昨年とランキングは変わらなかった。ミン・スエ副大統領は3年以内にドゥーイング・ビジネスのランキングが100位に入るように、各省庁の幹部や実業家に対して指示をしている。