ミャンマーの空港で入国拒否される外国人は毎月30~40人

 ヤンゴン、マンダレーなどの国際空港で、入国を拒否され強制送還される外国人が毎月平均で30~40人いることが明らかになった。内務省、ミャンマー警察・国際犯罪部のアウン・テー・ミィン警察長官の発表をThe Voice紙が伝えた。

 これは同長官が11月1日に首都ネピドーで開催された「第12回アセアン大臣級国際犯罪撲滅会議」において発表したもので、国際犯罪者としてブラックリストに登録されている者を空港の入国カウンターで発見した場合に、入国拒否・強制送還を実施しているという。

 ミャンマーに入国を試みようとした犯罪者は麻薬に関連する犯罪者がもっとも多く、次いで人身売買、資金洗浄に関わる犯罪者が続き、経済犯罪やサイバーテロリストなどもリストに含まれている。ミャンマー政府はシンガポール、オーストラリア、韓国などと協定を結び、国際犯罪者の情報を入手している。