ダウェー経済特区~タイを結ぶ道路の舗装化に関する覚書に調印

 ダウェー経済特区とタイのカンチャナブリを結ぶ上下4車線道路の高度化工事に関する決定書(ROD)が11月1日に調印されたことがわかった。建設省、道路管理局の発表を7Day Daily紙伝えた。

 発表によると、決定書はタイの周辺国経済開発協力機構(NEDA)とミャンマー政府・建設省の間で調印されたもので、上記道路の舗装工事を含む高度化を行う内容。正確な工費の積算のため、調査に8か月かかるという。ミャンマーの連邦議会は3月26日、タイ政府から45億バーツ(約155億円)の融資を受けることを承認している。

 NEDAはタイ政府・財務省所轄の援助機関であり、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムなどの周辺国に対して借款による開発援助を実施している。2016年の支援実績は157億バーツ(約540億円)。