授業料免除で日本の短期大学に留学、介護の資格取得と就労を支援

ミャンマーの若者が授業料免除で日本の短期大学に2年間留学し、介護の資格取得および就労に至るまで支援するプログラムが開始されていることがわかった。カケハシ日本語学校(マンダレー市)創業者のチョー・スウェー氏の話をThe Voice紙が6月13日に伝えた。

同氏は「国家試験に合格すれば100%就職を保障できる。就労後は日本人と同等の給料が支払われる。これまで留学チャンスがなかった人にも大きなチャンスとなる」とコメント。日本で介護の仕事に従事したい若者で日本語能力試験N4以上の資格がある者は、日本の西九州大学短期大学部において2年間の授業料全額が免除され、留学期間中に介護コースを履修したうえで国家試験に合格すれば、日本の介護施設で最低5年間就労するチャンスが与えられるという。選考試験は9月に行われる。