ミャンマー新政府の経済政策、29日に発表

計画・財務省のマウン・マウン・ウイン副大臣は、7月29日に新政府の経済政策を発表することを明らかにした。6月13日に、同省のチョー・ウイン大臣は、ミャンマー商工会議所連盟の会議後にメディアに対して6月中に経済政策を発表するとしていたが、1か月遅れの発表となる。
新政府の経済政策は、総選挙前に発表した国民民主連盟(NLD)の選挙公約に沿った内容となる模様。当時の経済政策に関する公約は、財政政策の中央集権化を緩和、国庫の効率的な活用、中央銀行の独立と安定した通貨政策、交通・電力などインフラの整備、農民に対する融資の充実、外国投資の促進と雇用の拡大、技術移転を推進、農業の近代化、地下資源採取産業の透明化と基金の創設など。
新政権に移行後、貿易赤字30億ドル、インフレ率11.68%、為替不安定、農産物輸出の不振などの問題を抱えている。
[7Day Daily] 2016/7/24