ミャンマー初の路面電車の運行が5ヶ月で中止に

ヤンゴン市内ダウンタウンの路面電車が6月30日を以って運行を中止した。ヤンゴン市民のために効果的な輸送手段になれなかったため。
同電車は日本の商社ウエスト・コーポレーションを通し広島電鉄から車両を購入し、2016年1月10日からヤンゴン市内のリンザダウン~ワーダン区間を運行したが、1日の平均乗車数は45人と低迷していた。
当面、ワーダンの電車区で車両を保管、維持し新たな路線に投入される予定だが、具体的な計画はまだない。路面電車は近い将来、ヤンゴン環状鉄道と接続する予定でプロジェクトが進められていたが、今回の運行中止で先行きが不透明となった。
[7Day Daily] 2016/7/1