ミャンマー国家顧問に関する法律が可決・成立

アウン・サン・スー・チー氏を国家顧問に任命する「国家顧問に関する法律」が上院(民族代表院)に続き下院(人民代表院)でも採決が行われ可決・成立した。
この法律の審議にあたり国軍議員が強く反対する姿勢を見せた。国軍議員側は、同法律案が「国家顧問」という地位は行政権だけでなく立法権にも踏み込んでいること、条文の中に国民民主連盟(NLD)という文言が含まれているのは政党を代表しているようにも取れること、個人による独裁に繋がる恐れがあることなどを主張したが、上院・下院いずれにおいても、元の条文にて賛成多数で可決・成立した。
[7Day Daily]