平和構築委員会(ミャンマー・ピースセンター)の会計報告がまもなく発表に

平和構築委員会(ミャンマー・ピースセンター)の会計報告が今月中に発表されることがわかった。同委員会はテイン・セイン政権時代の2012年10月26日に誕生。少数民族武装勢力との和平の実現のために尽力した機関だが、国際社会から受けた支援金がどのように使用されているのか不透明なため批判されている。
最大の支援機関は欧州委員会(EU)だが、3月31日に支援に関する契約期間が満了したため、同委員会は同日解散された。しかし、同委員会はミャンマー平和構築・協議センター(MPDC)と平和・発展基金(PDF)の二つの組織に分離し、13人の委員のうち12人が業務を引き継ぐという。
同委員会の委員は1万米ドル以上の高額な報酬を得ているという批判があり、正確な報酬額を公表するようメディア側が要求したが、委員の一人は「EUの基準に従っている。報酬額を知りたければEUに聞くように」と回答を避けた。EUからは「ミャンマー平和構築委員会が独自に報酬額を決めている。彼らに聞くように」との回答があった。
[7Day Daily]