ミャンマー税関が通関手続きを電子化、4月に受付開始

ミャンマー税関が日本の支援で進める通関システムの電子化事業で、今秋の運用開始に向けて、この4月から通関業者や船会社など利用者の登録を開始する。
導入されるのは「MACCS(マックス)」と呼ばれるシステムで、日本の「NACCS」のカスタマイズ版。日本の無償資金協力や、技術協力で支援している。輸出入の申告や必要書類の手続きをインターネットで行う。通関手続きを電子化し、これまで3日程度かかっていた申告から許可までが、最短で数秒に短縮できる。
また、11月の稼働を前に、当局が課税価格を決める賦課課税方式から、実際の取引額に応じて支払う申告納税方式に改める方針。