日本の格闘家ラウェイで惨敗、ローキックに沈む

日本の総合格闘技家が参戦するミャンマー格闘技ラウェイの大会「HEROES vs SAMURAIS」が2月14日、ヤンゴンのテインピュースタジアムであった。日本からはNAOKI選手と金子大樹選手がラウェイのチャンピオンらに挑んだ。 メーン試合でソー・ゴー・ムド選手と対戦したNAOKI選手は第1ラウンド開始直後、ソー選手の強烈な右ローキックを右ヒザに受けダウン。執拗に続くソー選手のローキック攻撃で右足を負傷したとみられ、第1ラウンド前半に3つのダウンを喫しセコンドがタオルを投げた。 一方、金子選手は第1ラウンドからミャンマーのタペー・ミョ選手と激しい打ち合い。金古選手は回転してのエルボーなど多彩な技を見せたが、第2ラウンドでタペー選手の激しい左右のパンチのラッシュに押されてダウン。3回めのダウンから立ち上がろうとしたところ、レフェリーが10カウントを数えた。 ミャンマーの伝統格闘技のラウェイは、「素手のムエタイ」とも呼ばれ、グローブは着用せず、バンテージのみで殴り合う。パンチやキックに加え、頭突きや投げも許されており、世界で最も危険な格闘技とも言われる。