ミャンマー徴税新法、不動産取得税率を5倍以上に引き上げ

ミャンマー連邦議会が承認した2016年度の連邦徴税新法によると、不動産に関する税率が前年度の5倍以上に引き上げられることがわかった。
税務局のチョー・チョー副局長は「不動産取得税は今年度より高くなる。従来は購入価格が1ksから1億ksまでが3%だったが、1ksから3,000万ksまでを15%に引き上げた。これまでは誰もが不動産を買いやすいように税率を設定していたが、マネーロンダリングに利用されていた」とコメントした。
改定された新税率によると、不動産を購入する際の原資(収入を得た方法)を明らかにできない場合、購入価格3,000万ks未満は15%、3,000万~1億ksは20%、1億ks以上は30%の不動産取得税を支払わなければならない。現行の不動産取得税は、1億ksまでは3%、1億~5億ks:5%、5億~10億ks:10%、10億~15億ks:20%、15億ks以上は30%と規定されている。
[Myanmar Times]