ミャンマー新空港、日揮などが基本契約

ヤンゴンの近郊で建設が計画されている新国際空港建設計画について、日揮などの企業連合とミャンマー政府との間で、建設と運営に向けた基本契約が締結された。総事業費はおよそ15億米ドルの大型インフラ案件で、2013年10月に日揮やシンガポールの空港グループなどの企業連合が優先交渉権を取得していた。
ミャンマー政府は、ヤンゴン市北部のバゴー市に年間1,200万人が利用できるハンターワディー新国際空港の建設を計画、建設費の半分を日本政府からの政府開発援助(ODA)により賄いたいとしている。
新空港は当初予定より4年遅れの2022年の開業を目指している。ヤンゴン市内と新空港を結ぶ交通網や輸送システムの構築についても、国際協力機構(JICA)がODA拠出に向けた調査を実施する。
[7Day Daily]